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2022.08.19
家族のくつろぎ方、ライフスタイルに合ったリビングをつくるのが理想的です。
床に座ってくつろぎたいのか、椅子に腰を掛けてくつろぎたいのか
家庭によって様々なスタイルがあり、そのスタイルに合わせ、家具や床材などを検討するのが良いでしょう。
床に座るスタイルでは、和室として畳敷きにするのが一般的でしたが、
最近ではフローリングでも肌に触れてもやわらかいムク材やコルク張りなどの素材にすることで、
座布団やクッションを用いながら座るスタイルにすることも可能になりました。
昔から人気のある掘りごたつを畳敷きに限らず、リビングなどに段差テーブル等を利用して設けることもできますし
逆に畳敷きにしたい場合も和室にこだわらず、リビングなどのフローリングの一部に敷くこともでき
和と洋を織り交ぜたスタイルも可能になってきました。
椅子式のリビングにする場合は、注意点として、ソファが意外と場所を取ることがあります。
そのため、はじめからベンチソファを取り付けるなどの対策が必要です。
また、ダイニングと一体化したリビングの場合、十分な広さが取れず、思ったように家具を置けないこともあるので
ソファを置かずに低めの食卓とダイニングチェアを設け、部屋を広く使うといった方法もあります。
間取りを考える際に重要なのが、テレビの配置になります。
リビングとダイニング両方から見たい家庭やキッチンに立ちながら見たい家庭もあります。
逆に、食事の時間はテレビを見ないという家庭は
あえてダイニングからテレビが見えない配置にするなど、家庭によって様々なスタイルが考えられます。
また、リビングは家の中心で各スペースの起点となる住まいの中で最も居心地の良い場所であるのが理想的です。
家族全員が共有するスペースになるので、住まいの中で一番大きな面積を使います。
しかし、一家団欒と言っても
テレビを見る人や新聞を読む人、宿題をする子どもなど、全員が同じことをしているわけではありません。
そういった各自がそれぞれのことをしつつも
時間と空間を共有することが、自然な団欒のかたちといえるので、そのためには程よい距離や広さが必要となります。
それに加え、吹き抜けを設けたり、天井を高く設けたりすることで伸び伸びとした広がりのある空間を得られるようになります。
また、隣り合う部屋や階段・吹き抜けを介して
2階やデッキとのつながりが生まれるようにするとより広がりをもった空間になります。
しかし場合によっては、リビングが通路化してしまい、落ち着きのない空間になることもあります。
ですので、コーナーをうまく利用した家具配置を考えたり
人が歩く通路になるスペースが部屋を横切らないような配置にしたりするなどの検討が必要です。
間取りを決める際、一概にこれがいいということはないので
家族で話し合い、ぞれぞれのライフスタイルに合った間取りを考えましょう。
リビングは、家族が落ち着いて過ごす時間が多いので、伸び伸びと広がりのある空間となるよう
工夫を凝らしつつ落ち着きのない部屋を行き来すために人が通る通路になることを防ぐため
部屋配置や家具配置をしっかりと検討しながら、自分たちに合った落ち着きのある家族団欒のできる理想的なリビングをつくりましょう。