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2022.12.07

住まいの照明なに使う? 

 家庭の照明器具の電力消費量は、エアコン、冷蔵庫に次ぐ量といわれています。
 新しい住まいで照明を選ぶとき、同じ明るさでも必要な電力消費量が少ない方がいいですよね。
 
 今回は、白熱灯と蛍光灯、そしてLED照明の特徴について紹介していきます。
  
 
 近年、急速に普及が進むLED 照明は、消費電力が少なく、寿命が長いのが特徴といえます。
 同じ明るさの白熱灯と比べても消費電力は約8分の1、電球型蛍光灯と比べても約3分の2にもなります。
 寿命は約4万時間で1日10時間使用しても10年は使い続けられると言われています。
 それに加えて衝撃に対しても比較的強く、普及が進んでいるのも納得できます。
 
 しかし、その一方で、LEDの光は正面にしか出ない構造なので、白熱灯などのように光が拡散しない点や
 製造に高価な部品や高度な技術が必要なため、白熱灯や蛍光灯に比べると高価になっている現状があります。
 
 ですので、ひとえにLED照明がいいと言えるわけではなく、
 広い空間を明るくしたり、上下左右を照らしたりしたい場合には、従来の白熱灯や蛍光灯を用いる方が効果的な場面もあります。
 
 
・白熱灯…赤みを帯びた、柔らかい暖かみのある色で、特徴として、陰影が付くため立体感を感じられ、落ち着いた雰囲気になる。
     小型軽量で扱いやすく、瞬時に点灯するため、頻繁に点灯・消灯する部屋に適しています。
                                              
 
・蛍光灯…昼光色、白昼色、電球色の3種類あり、それぞれ違う雰囲気を出すことができます。            
     昼光色は、青白い色で、清々しく爽やかな雰囲気になる。
     白昼色は、白っぽい色で、自然な活気のある雰囲気になる。
     電球色は、やや赤みを帯びた色で、暖かく落ち着いた雰囲気になる。
     特徴として、広い範囲を明るく均一に照らしすことができるが、点灯までに少し時間がかかってしまいます。
     電球寿命は6000~15000時間と長く、消費電力が少なく使えます。
 
 
・LED照明…昼白色と電球色の2種類あり、それぞれ蛍光灯と同様の色になります。
      特徴として、点灯したらすぐ明るくなるが、光が直線的なので広範囲を照らすことができない。
      電球時間が、20000~40000時間と蛍光灯と比べても長く、消費電力も同様に蛍光灯より少なく使えます。
      しかし、価格は他の照明と比べると高くなってしまいます。
                             
                                    
 
 また、住まいをより心地よい空間にするためには、複数の照明を使い分ける多灯照明も効果的です。
 
 多灯照明には、補助照明と関節照明があり
 補助照明は、メインの照明を補助するための照明となっていて、ダウンライトやスポットライト、補助照明ブラケットなどを用いて、
 手元を明るくしたり、雰囲気を演出したりなど部分的に照らすことで部屋に明暗のアクセントをつけることができます。
                               
 間接照明は、照明の光を天井や壁に反射させて利用します。
 吹き抜けなどの広がりのある空間だと、天井を明るくすると、開放感が得られるとともに、部屋全体にやわらかい印象をあたえます。
                                
 
 照明にも大きく3つの種類があり、それぞれが特徴を持ち、使い方や使用場所に応じた照明を使用しましょう。
 照明の使い方においても補助照明や間接照明などがあり、自分の理想とする住まいや部屋を彩れるような照明を見つけていきましょう。

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