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2022.10.25
私たちが日々触れる床の素材には、耐久性はもちろんのこと快適さや見た目の美しさなどの多くの性能を求めます。
素足で歩きたい場所、水がかかりやすい場所、汚れやすい場所など、ライフスタイルや用途に合わせることも大事です。
また、寒い日に暖かく快適に過ごすためには、床暖房が重要となってきます。
快適な住まいづくりには、床暖房を設置することと、それに適した床材を選ぶことが大切です。
今回は、住宅でよく使われている床材に加え、床暖房の種類について
紹介するので暖かく快適に過ごせる住まいづくりの参考にしてみてください。
・フローリング…無垢フローリングは、天然の木をそのまま使ったもので、木の質感や香りをそのまま味わえます。
複合フローリングは、床暖房対応など機能性に優れてており、低価格で扱いやすい。
・畳…主にイグサとワラからできています。座の生活タイルなら和室に限らず多くの、部屋で利用できます。
・カーペット…繊維製の床敷物で、色やデザイン、質感が豊富です。板の間や畳の間によく用いられます。
・タイル、天然石…耐水性、耐摩耗性などに優れているので、水まわりや土間でよく用いられます。
・リノリウム…耐水性、耐薬品性などに優れており、自然素材で作られているので、人や環境にやさしい床材です。
・クッションフロア…棒金、防カビ加工などを施した製品も増え、傷にも強く、汚れも落としやすい床材です。
・コルクタイル…コルクの樹皮を圧着させたタイル状のシートで、弾力があるため、足を疲れさせにくい床材です。
床材にも、ライフスタイルや部屋の用途によって様々な選択肢があるので、
それぞれの床材の特徴と用途をしっかり見合わせながら、家族や住まいに合った床材を見つけたいですね。
床暖房は、室内の温度が低めでも快適に過ごすことができ
従来のファンヒーターやエアコンなどの空気を暖める方法では
暖かい空気は上に昇る性質があるため、足元は冷えたままになりやすく、快適には過ごしにくいことがあります。
一方、床暖房は、人間はもちろん、天井や壁にも熱を与える効果があるので、
室内全体を暖めることができ、実際の室温よりも暖かく、快適に過ごすことができます。
また、室内で燃焼するわけではないので空気を汚すことがない点や
機械が床下に隠れるので設置場所を取らずスッキリとした印象を与える点などが床暖房の魅力とも言えます。
この床暖房には、熱源の違いなどから複数の種類があるので紹介していきます。
・ガス温水式…ガスボイラーでつくった温水を循環させる。
暖房能力が高く、小さいスペースで設置できる。
・灯油温水式…灯油を熱源として温水をつくり循環させる。
暖房能力は高いが、灯油タンクの設置場所と燃料補給が必要になる。
・ヒートポンプ温水式…ヒートポンプを用い、床暖房用のお湯をつくる。
床暖房専用型のほかにも、エアコン兼用型や給湯兼用型の3種類がある。
空気の熱で、お湯をつくるため、消費電力を抑えられるため、省エネ。
・蓄熱式…夜間電力や太陽熱で得た熱を一度蓄熱し、その放熱で床下の空気や床を直接加熱する。
蓄熱までの時間が必要になるが、一度暖まれば安定した暖房を得ることができるため、24時間暖房に向く。
これらのほかにも多くの床暖房の種類があり、それぞれに特徴があり、家族のライフスタイルや金額面などとも
しっかりと相談をしながら住まいに合った床暖房を設置することで、より効果的に活用することができます。
また、床材選びは、色やデザインなどもそれぞれ豊富にあるので、そういった見た目の美しさにも配慮しながら
床暖房を考えている場合は、木材やカーペット類などにも床暖房に適しているもの
あまり適さないものがあるのでそういった点もしっかりと確認しながら、過ごしやすい快適な住まいづくりをしていきましょう。