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2024.06.04

見た目も機能面も重視したい!

住宅設備が決まってくると、次に悩むのが壁や床、天井などの内装ですよね。
 
今回は、内装の中でも室内塗装や調湿効果のある建材についてご紹介します。
 
 
最近の住宅では、壁の仕上げはクロス仕上げが主流でありますが
今後の伸びが期待されているのが室内塗装というもので
インテリアなどにこだわりを持つお客様に支持され始めています。
 
塗装の一番の魅力は、豊富な色です。
調色によりオリジナルな色を作ることができ、クロスには出せない味を生み出すことができます。
また、色の塗り分けも自在にすることができ、色を変えても境目に継ぎ目ができないことも大きな特徴です。
壁の一部の色を変えアクセントをつけたり、重ね塗りができたりとクロスと比べ自由度がかなり高いものになっています。
 
さらに、塗料には色だけでなく、艶の有無によるテイストの違いもあります。
艶があるものほど、汚れを落としやすいというメリットがあるので、
汚れやすい場所には艶ありを選ぶことで、機能面でも期待ができます。
逆に、艶のない艶消しのものは、光の反射を抑える効果があるので、落ち着いた雰囲気を出してくれます。
 
内装材として魅力的な塗装ですが、クロスに比べると施工に時間がかかるというデメリットがある。
作業時間だけでなく乾燥時間などがかかるため、施工費も高くなってくる傾向があります。
 
ですが、重ね塗りができるので、一部分だけの修繕が比較的、容易になります。
クロスの場合、全面での張り替えというケースが多いため、そういった面ではメリットになります。
 
塗装材のメリットは、上記の重ね塗りのようなリフォームを繰り返すほど活かされるとも言えますね。
また、機能性を重視した塗料もあるので、少しご紹介します。
 
■抗菌・抗ウイルス
 抗菌効果や消臭効果など機能性も重視した塗料が増えてきています。
 
■壁を黒板に
 塗料を塗った面にチョークで文字が書けるようになる商品もあります。
 チョークは、水拭きで消せるので、玄関近くに予定表として使用するなど、使い方は様々です。
 
■マグネットが付く
 マグネットが付く塗料をベースで使用し、その上から好きな色で仕上げるという工法もあります。
 
室内塗装というものは、クロスと比べ自由度が高く、思い通りの色や質感を楽しむことができます。
しかし、注意点があり、室内塗装の塗料選びは安心安全を考慮したものを選ぶことが大切です。
揮発性有機化合物含有率が少なく、安全性が確認されている塗料を選びましょう。
 
 
調湿効果のある建材についてご紹介します。
 
現在の高気密・高断熱化が進んだ住宅では、湿気や乾燥に悩まされることが多くあります。
調湿建材を用いれば、湿度が高すぎるときには、吸湿をしてジメジメ感を解消し
湿度が低くなると建材内に蓄えている水分を放出し、適切な湿度に保ってくれる働きがあります。
 
調湿建材の工法には、大きく分けて二つあります。
 
■湿式工法
 珪藻土や漆喰などに代表される塗り壁です。
 コテなどで模様を付けるなど、独特な風合いをつくれます。
 しかし、施工に手間がかかるうえ、乾燥時間なども必要なので、工期は長くなります。
 
■乾式工法
 パネルやタイル状のもので、壁や天井に張り付ける工法です。
 ボンドやテープで晴れるものもあり、施工が容易で短い工期で施工することができます。
 パステル調などの柄物、立体的な模様がついているものなど多種多様なスタイルのものがあります。
 
この調湿建材にも、消臭・防臭効果や抗ウイルス効果などのある建材があります。
 
 
内装を選ぶ際には、クロスだけでなく塗装仕上げなどを用いて、よりお気に入りのご住まいにしていきたいですね。
また、見た目だけでなく、抗菌や除湿効果など機能面もしっかりと考えた内装選びをしていきましょう!