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2024.02.26
普段何気なく使っているコンセントやスイッチ
使い勝手が悪くてもここにあるから仕方がないよねで済ましてしまいがちですが、新居となるとそうはいきません。
自分たちで配置を決めれる分、使い勝手が悪いと「もっとこうすればよかったな」と思ってしまいがち・・・
今回は、そういった後悔をなくすために、コンセント・スイッチの配置について解説していきます!
〇家具の裏に隠れがち・・・
リビングなど、家電をよく使う場所にコンセントがあるのはいいが、
ソファなど大きな家具の裏に隠れてしまって使いにくいなんてことはよくあますよね。
そういったケースをなくすために、家具の配置をしっかりと決めてから、コンセント位置を決めるのが最適です。
また、コンセントの配置は、常設しておく家電と必要な時にだけ使う家電を分けて考えるのも大事ですね。
例を挙げると
常設:テレビ・ゲーム類・ウォーターサーバー・携帯電話等の充電器 など
必要な時にだけ使うもの:掃除機・調理家電・扇風機・ホットカーペット など
上記のように、長時間過ごすリビングでどれだけの家電を使うのかをリストアップすることで、より快適な暮らしへとつながります。
〇スイッチやリモコンは集中させよう
コンセント以外に使い勝手が悪くても納得しがちなのが、スイッチやリモコン類です。
動線が悪いと、部屋中を行ったり来たりになり、つけっぱなしや消し忘れの原因にもなります。
ですので、スイッチやリモコン、鍵など使用頻度の高いものを一か所にまとめると、動線がスムーズになり、使いやすくなります。
最近では、入り口ドア付近やキッチン近くにニッチ(壁の一部をへこませ、棚を設ける)を設け
その中にスイッチやリモコンを集約させ、使い勝手を良くするのがトレンドとなっています。
しかし、ニッチ部にほこりがたまりやすいであったり、追加費用がかかってしまったりとデメリットは少なからずあります。
ニッチを用いるのは、動線をよくする方法のひとつであるので、必要かどうかを検討しながら、予算にあわせたプランニングをオススメします。
〇スイッチやコンセントの高さってどうすればいい?
コンセントの取付高さは、床から25㎝、スイッチは110~120㎝が標準とされています。
しかし、両手がふさがった時に腕でスイッチを付けたい、腰をかがめずにコンセントを使いたいなど
使う場所や生活スタイルによって適正位置は様々なので、実際に生活していく中で
どういった場面で使うことが多いかをよく考えたうえで、高さや配置を考えましょう!
参考例として、身長160㎝における、ケースに合わせた適正高さを紹介します。
スイッチ
・両手がふさがった時、腕でつけられる:90㎝
コンセント
・テーブルで調理器具を使う:80∼90㎝
・あまりかがまずに抜き差しができる:45∼50㎝
・目立ちにくい:10㎝
・エアコン:180∼200㎝
上記のようにケースに合わせた適正高さは様々で、生活スタイルに合った適正高さを見つけましょう。
また、エアコンコンセントは意外と目立ってしまいがちなので、目立ちにくい高さ、場所に設置するのがオススメです!
普段何気なく使っているコンセントやスイッチですが、これから住まいを建てられる方々は、
生活スタイル等、暮らしに合わせた配置をしっかりと考えることが快適な暮らしにつながるポイントといえるでしょう!