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2024.03.18

家族のスタイルに合ったキッチン選びを

住まいづくりに欠かせないキッチン
 
 
住まいの中でも、長時間利用する空間のため、自分に合ったものを選びたいですよね。
しかし設備はもちろん、キッチンの形だけでも多くの種類があるため、悩みがちです。
 
今回は、最低限知っておきたいキッチンレイアウトについてご紹介します。
 
まずは、ご家族のスタイルに合ったキッチンレイアウトを見つけ、快適なキッチン空間を見つけましょう。
 
 
 
〇壁付型(I型)キッチン
 調理に集中しやすいレイアウトで、ダイニングやリビングを広く使うことができる。
 注意点として、キッチン幅が広すぎるとシンクからコンロまでの距離などが長くなってしまう。
 最大でも2700mm程度に収めるのが良い。
 
 
〇L型キッチン
 動線が三角になるため、シンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ作業動線が短く、効率的に作業ができる。
 ただし、設置するのに他の型と比べ、スペースを要するので、食器棚や冷蔵庫の位置を工夫する必要がある。
 
 
〇U型キッチン 
 前述のL型キッチンと同じく、作業効率が高い。
 また、作業スペースを広く取れるため、料理好きに好まれる。
 しかし、L型同様に設置スペースを要する面や高額になるケースが多くあるのが注意点です。
 
 
〇ペニシュラン型
 料理をしながら、家族とコミュニケーションをとれるのが特徴です。
 子ども見守りながらの作業に適しているが、その反面キッチンでの作業が丸見えになることや
 水はね、煙や臭いなどの対策が必要となってくる。
 
 
〇アイランド型キッチン
 独立しているので、複数人で調理をしても回避しやすく
 ホームパーティなどをしてもストレスが少なく作業できるのが特徴です。
 ただし、コンロ・シンク両側の通路幅の確保が必要となるので、工夫が必要です。
 
 
〇Ⅱ型キッチン
 シンクと調理スペースをそれぞれ設けることで、広く利用することができる。
 また、コンロとシンクが前後関係にあるため、作業中の移動距離を少なくすることができる。
 ただし、振り返っての作業が多くなるため、子どもを見守りながらなどの作業には向いていない。
 
 
 
次に、使いやすいキッチン高さについてです。
 基本的には、家族の中でキッチンに一番長く立つ人を基準に考えましょう。
 使いやすい高さの計算式があり「身長(㎝)÷2+5㎝」から割り出すのが一般的です。
 しかし、こちらの計算式で低く感じてしまう場合は「肘高-10~15㎝」を目安に検討してみましょう。
 同じ身長であっても、腕の長さによって肘の高さは違うため、自分に合ったものを選びましょう。
 
 
キッチンは、生活するうえで長時間利用し欠かせないものとなっています。
長時間利用する場所だからこそ、スタイルに合った使いやすいものにしたいですよね。
上記のキッチンレイアウトや、キッチンの高さについては、調べるのも良いですが、ショールームや見学会などに
実際に出向き、使用感や動線などを自分自身の体で確かめることで、より使いやすいものを選ぶことができるでしょう。
 
 
また、食洗器や水切りかごなどを利用するご家庭では、
そういったものを設置することを想定したキッチンを考える必要があります。
設置場所もシンクの端に置くのか、シンクとコンロの間に置くかなど様々なパターンがあります。
実際にショールームなどに行った際は、そういった今後設置するものを想定しながら考えることも重要です。

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